天台太子

聖徳太子と天台宗のお勉強

台宗課誦(たい・しゅう・か・じゅ)


こんばんは。

 

みなさんは、ご自身の宗派(しゅうは)をご存知ですか。

 

 日本には、さまざまな宗派があり、平安時代に起こった宗派に、最澄(さいちょう)の天台宗(てんだいしゅう)と、空海(くうかい)の真言宗(しんごんしゅう)があります。

 私は、この天台宗に所属しています。このブログの「天台太子」の「天台」もこの天台宗から取ったものです。

 「宗派」とは、難しい言葉ですが、別の機会に勉強するとして、「共通のお経や、仏さまを信仰するグールプ」としておきます。

 また、鎌倉時代には、浄土宗(じょうどしゅう)、浄土真宗(じょうどしんしゅう)、日蓮宗(にちれんしゅう)などをはじめ、さまざまな宗派が起こりました。

お家が、浄土宗や、浄土真宗の方は多いのではないでしょうか。

 

 このようなことで、それぞれの宗派には、日課として読むお経本があります。

おそらく、天台宗のお坊さんは、みなさんお持ちとおもうのですが、我々が日課にしているお経本を「台宗課誦」(たいしゅうかじゅ)と言います。

 

「台宗課誦」の「台」は、天台宗の台、「宗」は、宗派の宗、「課」は日課の課、「誦」は読誦(どくじゅ)の「誦」です。

つまり、天台宗の教えを信仰する人たちが、日課として誦(となえる)お経です。

内容については、また明日。

 

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